金属製の雨樋の修理や金属製の屋根を葺く仕事は板金工事
金属製の雨樋の修理や金属製の屋根を葺く仕事は板金工事
板金工事は文字通り板金を使うため、屋根工事と混同しやすいのですが、屋根に金属板を取り付ける作業はまとめて屋根工事と呼ばれることも少なくありません。金属製の雨樋の修理は板金工事の代表ともいえる領域で、昔の板金を使った工事といえば雨樋工事が大半を占めていたといわれています。現在は、金属より樹脂製のものを使うことが多くなっていますので、仕事量の割合は減少傾向にあります。ただ、お寺や神社、そして和風建築などは現在でも金属のパーツを使用しているところが多いので需要が全くなくなったわけではありません。金属製の屋根を葺く工事や金属サイディングなども、板金工事に含まれます。従来金属製の屋根と聞くとトタン屋根が主流でしたが、現代においては成型ガルバリウム鋼板やガルバリウム瓦棒などが登場したことで金属屋根は主流になりつつあります。なお、板金工事の相場は棟板金の取り替えで3~5万円、雨どいの修理で1万~5万円、漆喰補修で3~5万円、スレート屋根の差し替えで2万~5万円、修理内容や修理の範囲により金額が左右しますので数社に見積もりを依頼することをおすすめします。
板金工事の相場を暴く実態と注意する要素とは
板金工事の相場は工事の種類や施工面積、使用する材料によって異なります。一般的には、1mあたり3,000円~5,000円が相場です。 金属板修理の種類としては屋根板金の修理や交換、雨樋の修理や交換、外壁の板金張りなどがあります。屋根板金は雨漏りの原因となるため、定期的な点検やメンテナンスが必要です。雨樋は雨水を排水するためのもので、詰まりや破損があると雨漏りの原因となります。外壁の板金は雨や風、紫外線から建物を守るためのものです。 施工面積は鉄板工事の費用に大きく影響します。施工面積が広ければ広いほど費用は格段に高くなります。 使用する材料はアルミ板修理の費用に大きく影響します。ステンレスや銅などの高価な材料を使用すれば、費用は高くなります。 板金工事を依頼する際には複数の業者から見積もりを取ることが大切です。また、見積もりには工事の種類や施工面積、使用する材料、工期などが明記されているか確認しましょう。 板金工事は、建物の安全や耐久性を保つために欠かせないものです。適切な業者に依頼して安心・安全な工事を行いましょう。